DataPushに関する主要イベント
必須イベント
DataPushのパフォーマンスを測定するために最低限設定すべきイベント:
- popup_view
- 説明:ポップアップが表示された時に発火
- パラメータ例:
- popup_id: ポップアップの識別ID
- popup_name: ポップアップ名
- popup_type: ポップアップの種類(モーダル、バナーなど)
- popup_click
- 説明:ポップアップ内のリンクやボタンがクリックされた時に発火
- パラメータ例:
- popup_id: ポップアップの識別ID
- popup_name: ポップアップ名
- clicked_element: クリックされた要素(主要CTAボタン、閉じるボタンなど)
- popup_conversion
- 説明:ポップアップ経由でコンバージョンが発生した時に発火
- パラメータ例:
- popup_id: ポップアップの識別ID
- popup_name: ポップアップ名
- conversion_type: コンバージョンの種類(フォーム送信、購入など)
推奨イベント
より詳細な分析のために設定を推奨するイベント:
- popup_close
- 説明:ポップアップが閉じられた時に発火
- パラメータ例:
- popup_id: ポップアップの識別ID
- popup_name: ポップアップ名
- close_type: 閉じられた方法(×ボタン、背景クリック、自動など)
- display_time: 表示されていた時間(秒)
- popup_engagement
- 説明:ポップアップ内でのユーザーインタラクション(スクロール、フォーム入力など)
- パラメータ例:
- popup_id: ポップアップの識別ID
- popup_name: ポップアップ名
- engagement_type: インタラクションの種類
GTMでのイベント設定方法
データレイヤー変数の設定
- GTM管理画面で「変数」をクリック
- 「ユーザー定義変数」の「新規」をクリック
- 以下の変数を設定:
- dlv_popup_id
- dlv_popup_name
- dlv_popup_type
- dlv_clicked_element
- dlv_conversion_type
トリガーの設定
- GTM管理画面で「トリガー」をクリック
- 「新規」をクリック
- 以下のトリガーを設定:
- カスタムイベント「datapush_view」→popup_view用
- カスタムイベント「datapush_click」→popup_click用
- カスタムイベント「datapush_conversion」→popup_conversion用
GA4イベントタグの設定
- GTM管理画面で「タグ」をクリック
- 「新規」をクリック
- 「タグの設定」で「Google アナリティクス: GA4イベント」を選択
- 必要なパラメータを設定
- 「トリガー」で該当するトリガーを選択
GA4でのイベント確認方法
- GA4管理画面にアクセス
- 「レポート」→「リアルタイム」でイベント発生を確認
- 「イベント」レポートでイベントの発生状況を確認
GA4でのイベント活用例
- ポップアップの表示回数とクリック数の相関分析
- ポップアップ経由のコンバージョン率計算
- 特定のポップアップのパフォーマンス評価