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カスタムディメンションの設定

DataPushとGA4の連携データを効果的に活用するには、適切なレポート設定と分析アプローチが重要です。このページでは、DataPushのパフォーマンスデータを分析しやすくするためのGA4活用法について説明します。

DataPushのデータをセグメント化して分析するために、以下のカスタムディメンションの設定をお勧めします：

ポップアップID/名前
- 設定方法：
  1. GA4管理画面で「カスタム定義」→「カスタムディメンション」→「新しいカスタムディメンションを作成」をクリック
  2. 名前：「ポップアップID」またはポップアップ名
  3. スコープ：「イベント」
  4. イベントパラメータ：「popup_id」または「popup_name」
- 活用法：特定のポップアップのパフォーマンスを個別に分析
ポップアップタイプ
- 設定方法：上記と同様に「popup_type」パラメータを使用
- 活用法：ポップアップの種類（モーダル、サイドバー、バナーなど）ごとの効果比較
コンバージョンタイプ
- 設定方法：上記と同様に「conversion_type」パラメータを使用
- 活用法：コンバージョンの種類別の効果分析

カスタム指標（メトリクス）の設定

パフォーマンス指標を効果的に測定するための、以下のカスタム指標設定をお勧めします：

ポップアップクリック率（CTR）
- 設定方法：
  1. GA4管理画面で「カスタム定義」→「カスタム指標」→「新しいカスタム指標を作成」をクリック
  2. 名前：「ポップアップCTR」
  3. 単位：「標準」
  4. イベントパラメータ：計算式で設定（popup_click ÷ popup_view）
- 活用法：ポップアップのクリック効率を評価
ポップアップコンバージョン率（CVR）
- 設定方法：上記と同様に（popup_conversion ÷ popup_click）で設定
- 活用法：クリック後のコンバージョン効率を評価

GA4の探索レポートを使用して、以下のような高度な分析が可能です：

セグメント比較分析
- 設定方法：
  1. 「探索」→「空白」を選択
  2. セグメントを追加（例：「ポップアップ表示あり」vs「ポップアップ表示なし」）
  3. 指標（コンバージョン率など）を選択
- 活用法：ポップアップ表示の有無によるコンバージョン率の変化を分析
パスエクスプローラー
- 設定方法：
  1. 「探索」→「パスエクスプローラー」を選択
  2. 開始イベント「popup_view」、終了イベント「purchase」などを設定
- 活用法：ポップアップ表示から購入までのユーザーパスを可視化
ユーザーライフタイム
- 設定方法：
  1. 「探索」→「ユーザーライフタイム」を選択
  2. セグメント「ポップアップインタラクションあり」を追加
- 活用法：ポップアップとインタラクションしたユーザーの長期的な行動を分析

ポップアップの貢献度を正確に評価するために、アトリビューションモデルを調整します：

データドリブンアトリビューションの活用
- 設定方法：
  1. GA4管理画面で「アトリビューション」→「モデルの比較」を選択
  2. 「データドリブン」と他のモデルを比較
- 活用法：ポップアップの実際の貢献度を多角的に評価
コンバージョンパスの分析
- 設定方法：
  1. 「アトリビューション」→「コンバージョンパス」を選択
  2. popup_clickイベントを含むパスを分析
- 活用法：ポップアップが購入決定プロセスに与える影響を理解

以下のようなカスタムレポートを作成しておくと、定期的な分析が効率化されます：

ポップアップパフォーマンスサマリー
- ディメンション：ポップアップ名、ポップアップタイプ
- 指標：表示数、クリック数、CTR、コンバージョン数、CVR
時間帯別ポップアップ効果
- ディメンション：時間帯、ポップアップ名
- 指標：CTR、CVR
ユーザーセグメント別効果
- ディメンション：ユーザーセグメント（新規/リピーター）、ポップアップ名
- 指標：CTR、CVR

より高度な可視化や共有のために、Looker Studioとの連携をお勧めします：