データの一覧分析の活用方法

DataPushの「データ一覧分析」機能を使うと、すべてのポップアップのパフォーマンスを一覧で比較し、効果的な施策を特定できます。このページでは、一覧分析の機能と活用方法を詳しく解説します。

データ一覧分析へのアクセス方法

  1. DataPush管理画面にログイン
  2. 左側メニューから「データ分析」→「一覧分析」を選択
  3. 初期表示は「全サイト」「過去7日間」のデータ

一覧分析画面の構成

1. フィルターオプション

画面上部には、表示データをカスタマイズするためのフィルターが配置されています。

  • 期間選択
    • プリセット(今日/昨日/過去7日間/過去30日間/今月/先月)
    • カスタム期間(カレンダーから選択)
  • サイト選択
    • 全サイトまたは特定のサイトを選択
  • ステータス選択
    • 全て/公開中/停止中/終了済み
  • ソート条件
    • 表示回数/クリック率/コンバージョン率/作成日など
    • 昇順/降順の選択

2. データテーブル

中央部には、各ポップアップのパフォーマンスデータが一覧表示されます:

  • 基本情報
    • ポップアップ名
    • ステータス(公開中/停止中/終了済み)
    • 作成日・更新日
    • サイト名
  • パフォーマンス指標
    • 表示回数
    • クリック数
    • コンバージョン数
    • クリック率(CTR)
    • コンバージョン率(CVR)
  • 操作ボタン
    • 詳細表示
    • 編集
    • 複製
    • 停止/再開

一覧分析の活用方法

1. 全体パフォーマンスの把握

  • すべてのポップアップを「コンバージョン率」でソートし、最も効果的な施策を特定
  • 「表示回数」でソートして、最も露出の多いポップアップを確認
  • 「クリック率」でソートして、最も注目を集めているポップアップを特定

2. 比較分析の実施

  • 類似目的のポップアップを比較し、効果の高いデザインや文言を特定
  • 同一ポップアップの異なるバージョン(A/Bテスト)の結果を比較
  • 異なるサイトで使用している同様のポップアップの効果比較

3. 問題点の発見

  • 表示回数が少ないポップアップを特定し、表示条件の見直しを検討
  • クリック率が低いポップアップを特定し、デザインや文言の改善を検討
  • コンバージョン率が低いポップアップを特定し、導線や遷移先の見直しを検討

4. 定期的なパフォーマンスレビュー

  • 週次/月次で一覧データを確認し、全体的なトレンドを把握
  • 新規作成したポップアップの初期パフォーマンスをチェック
  • 長期間使用しているポップアップの効果減衰をモニタリング

データに基づく改善アクション

1. 低パフォーマンスポップアップの改善

  • コンバージョン率が1%未満のポップアップを特定
  • 詳細分析ページで原因を調査(デバイス別・時間帯別パフォーマンスなど)
  • 以下の改善を検討:
    • 見出し・本文の改善
    • CTA(ボタン)の文言・デザイン変更
    • 表示条件の最適化
    • ターゲットページの見直し

2. 高パフォーマンスポップアップの活用

  • コンバージョン率が高いポップアップの特徴を分析
  • 成功要因を特定(タイミング、デザイン、文言など)
  • 他のポップアップに成功要素を適用
  • 類似の新規ポップアップを作成して展開

3. 定期的なクリーンアップ

  • 長期間パフォーマンスの低いポップアップの停止
  • 目的が重複するポップアップの整理
  • 季節性のあるポップアップの適切なタイミングでの再有効化

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